
前節、7点取っているし、チームのムードも悪くはなかった。流れとしては良かったし、今日は雰囲気も落ち着いてゲームできた。京産大はカウンターがあるので、守備では攻撃とのバランスだけを注意していた。その部分をやってくれれば守りきれるので、あとは点を取ってくれるのを待つだけだった。あれだけ守ってくれれば大丈夫だし、心配はなかった。次に勝たなくてはいけないが、それはあくまでも結果だけのこと。こんな体験をできるのはめったにないことだし、どういう結果になろうと1週間を楽しもうと思う。雰囲気良く焦らず行きたい。最後は勝ちます。
−Voice 京都産業大学・古井裕之監督
今日は引いて守るより、ラインを10m上げてDFしようという意識で、相手が早めに上げたり、サイドバックが上がるところを抑えようとした。押されてはいたが、対応できた。ドン引きよりもちょっと高い位置でDFして仕掛けようというのは、ある程度できた。残留も決まったし、新しいチャレンジとしてトライした。後半はチャンスもあったが、立命館のように技術がないので取りきれなかったのは課題としている部分です。だが、違った形でもある程度やれることがわかったので、来季に向けてのひとつの考え方として検討したい。最後の試合は、ここまで頑張ってきた4回生を使って行きたい。とは言ってもフルに近いメンバーで、いい形で終わらないと来年にも繋がらないので、勝ちにいく。

いつもより少しラインを上げていたから、ウラのスペースが空くので、そこをケアしながらやっていたが、行かれてしまったところもあった。出た後のカバーリングをしっかりしないといけないと感じた。立命はワンツーでつないだ3人目の動きがあるので、そこにすぐついて下がることは全員が意識していた。後ろがボールを取った瞬間、前線までが密集しているので、速く当ててコンパクトにウラを使っていけたらよかった。ウラに抜けるのはいつもやっているので、攻撃の速さが出てくると思う。前で自分たちのミスでリズムを作れず、もっとシンプルにサイドからやれたらチャンスも増えたのではないか。苦しいことも多かったが、4連勝したときはどんちゃん騒ぎをするほど嬉しかった。最後は4回生を中心に出してくれるということなので、後輩たちに京産サッカーを見せて終わりたい。