2009年08月10日

【09総理大臣杯】決勝/高知大−福岡大 監督・選手コメント

2009年度 第33回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 決勝・高知大−福岡大の監督・選手コメントです。
−Voice 高知大学・野路照樹監督
 9年連続で出場してきて、選手も全国大会というものを知っていたが、決勝だけは知らなかった。のびのびやろう、普段着のサッカーをしようと話していたその一面を出せた部分もあった。最初の失点は仕方ないが2点めは痛かった。ポゼッションはさせてもらえたが、シュートは打たせてもらえなかった。フィジカルの強さ、速さでは完敗だった。もう少しやれたのではないかという不満の残る内容ではあった。1日おきの日程で、相当疲れもあったと思う。田舎のチームで32年めでこういう結果が出て、本当に僕はすごい奇跡みたいで…。奇跡というのは大げさかもしれないが、31年前を考えると良くやったなと思う。グラウンドも土だし、トレーニングルームもない。ハンデのある中、地道にちょっとずつやってきた。そんなにお金もかけられないチームだし、この期間レポートもあるので学業を優先してサッカーもやってと学生スポーツとはそういうものだと思う。地方の大学でも頑張ればここまでこれるということは見せられた。

−Voice 高知大学・中野 圭(DF・主将)
 特別、永井選手の対策は考えず、普段どおりやろうと考えていた。その中でチャレンジ&カバーのカバーの深さを早く取って、対応しようと話していたが、2列めの対応が遅れてしまい、2失点めはまさにそこでやられた。2点めは永井選手を意識したと言うよりも取られた後の切り替えが出来ず、僕らのミスで失点してしまった。前半は1点とって勢いを持っていい形で終われたので、後半は一からいこう、自分たちのサッカーをやろうとしたが、福大に中央で上手く守られて崩せなかった。ボールは回せたが、中で固められて最後シュートへ持っていけなかったのが大きかった。今までファイナリストになろうというのが目標で、それを達成できたので次は日本一を目指したい。経験も少ないので、今日は緊張したところもあって自分たちのサッカーとしては足りないところあった。やりきれてない試合だったので、泣くよりも悔しさの方があります。

−Voice 高知大学・高木恭兵(MF)
くやしいの一言。自分たちの力が50パーセントくらいしか出せなかった。自分たちの時間帯で点につなげられず、逆に相手のペースのときに点を取られてしまったというのが敗因だと思う。今日は13番の中村(知郎)が早めに入ったので、真ん中と外(のポジション)を入れ替わりながらやろうと話をして。真ん中にはこだわらずに、サイドに流れながら起点を作ろうと思ってプレーしていた。
 後半に関しては、どうしても負けている状況なので点を取りにいかなければならない状況で、リスクを冒してでも攻めないといけないという感じだった。1点差で負けるのも、2点差で負けるのも自分たちにとっては同じ。もちろん、ディフェンスの選手は永井選手のスピードに気をつけていたと思うが、やはりあれだけスピードがあると対応しきれなかったのだと思う。

−Voice 福岡大学・乾 真寛監督
 絶対に日本一になるという強い気持ちで、今年の新チームはスタートした。今の4年生が1年のときに(総理大臣杯の)決勝に進出して負けている。スポーツ強化策がスタートした年に入ってきた選手が4年になる今年、結果を出せて満足している。もっとつないだらどうかという意見もあるが、永井というストライカーを最大限に生かすサッカーをしている。マイボールになって3秒以内の動き出しが特徴だし、3点めはまさにその形だった。得点したのは永井だが、チーム全員がそのコンセプトを良く理解してやってくれた。高知大のスーパーサブ3人の力を後ろに逃したいので、あえてつながずにいった。相手に勢いが行く前に3点めを取ったことは大きかった。高知はペナルティエリア前の狭いところを縫ってくるので、守備を後ろめで抑えて突き返す。全体の走力と縦に早いサッカーは体力的に厳しいが、繰り返す中でうちが上回れると考えていた。
まだシーズン途中だし、現時点ではうちが一番力があるチームだったということ。天皇杯でもJのチームを倒したいし、高い目線でチームを作っていきたい。少年、女子、中学、高校、Jと九州のチームが日本一になっているが、大学だけがまだだった。九州は人材の宝庫。その人材を上手く生かして育てれば、日本一になれるということは、九州の子供たちに夢を与えられた。九州にいてもできるということを見せられた。九州のサッカー関係者、指導者にお礼を言いたい。

−Voice 福岡大学・河田晃兵(GK)
 まだ優勝の実感がわかないが、大会でいちばんきつかったのは準決勝の関大戦。自分が(前に)出たら楽になると思っていたが、イヤな回し方をしてくるので気が抜けなかった。でも今日の試合は、相手が前がかりになっているのでロングボールはないと思ったし、ウチがセカンドボールに対してもきちんと対処しているので関大戦よりは楽。2−0になったときには勝てると思った。ユニバーでチームから離れる期間もあったが、ずっとやってきた仲間なので問題はなかった。ただ連携ミスにだけには気をつけて今大会に臨んだ。今日は(大会)最後なので、とにかく楽しく試合をやろうと思った。

−Voice 福岡大学・宮路洋輔(DF・主将)
 今日は前半にうまく2点が取れて、優位な状況で試合運びができたのが大きかったと思う。後半は、負けている相手がどんどん前にくるというののはわかっていたから、絶対にその裏があくという確信もあった。そこをついて永井がうまく抜ける形ができて、本当によかった。
 決勝ということでチームも緊張していたし、自分の中でもプレッシャーはあった。でも(3年前の決勝と比べると)今年は主将として、試合前から声を出していこうと思っていたし、プラス思考でいたことが試合でもいい形で出たと思う。
 (センターバックでコンビを組む)1年生の牟田はときどき集中力が切れるので、こまめにコーチングするように心がけている。高さのある選手だし、いい状態でゲームに入れればいいところがもっと出てくると思う。もちろん怒るときは怒るけれど、褒めるときには褒めるようにしている。。自分も(決勝に出た)1年の頃はそうやって先輩からうまくのせられたし、今日も緊張せずに自分のプレーができれば十分通用すると思っていた。

−Voice 福岡大学・永井謙佑(FW)
 優勝はめちゃ嬉しい。ウラにアクションをかけたら引かれて、ボランチとDFの間が空くので、そこで受けようと思っていた。いい感じで得点できたが、失点は予想外だった。一昨日は飛ばしすぎたので、今日は後半に勝負をかけようと考えていて、ペース配分としては狙い通りだった。4試合連続ゴールというのは初めてなのでちょっとびっくりです。GKの位置を見てシュートを打つようになって、だいぶゴールが入るようになってきました。全試合で点が取れたことは自信になりました。まだ体力があまりないので、もっと体力をつけてDFができるようになりたい。天皇杯でも一つ一つ勝っていけるよう、ステップアップしていきたいと思います。

<コメント取材協力(敬称略)>
 飯嶋玲子(高知大/高木恭兵、福岡大/河田晃兵、宮路洋輔)


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。