−Voice びわこ成蹊スポーツ大学・望月 聡監督
前期終了間際の試合というのは、シーズンの中で大きなウェートを占めるので、そこで勝てたことは大きい。課題はまだあるが、勝ち点3が取れた。ケガ人がいることは、どこのチームでもあることなので、仕方ない。新たに出た選手が活躍してくれて、チームの底上げ、層を厚くするという意味で良かった。土井も今季初スタメンだったが、決定機に顔を出してくれた。簡単にやられる状態を作らないようにしなくてはいけない。守備ではメンバーが変わって連携が取りにくいというのはあるだろうが、いい準備をしていないからウラを取られている。ウラを取られることを減らせば、リズムも変わって攻撃も良くなってくる。いいサッカーをしていても、たった一発でやられてしまう。準備をしてやらせないようにしなくては。何事もなく終わるより、課題が明確になった方が次にそれを思い出してやれるだろう。
−Voice 関西国際大学・草木克洋監督
決定力がなかったことに尽きる。向こうも決定機に決め切れなかったからこそ、決めて勝たないといけなかった。だけど今日は頑張った。ホームで観客も動員して、みんな緊張していたし、暑さもあった。その中でプレーの質を上げる必要があるし、この2週間、取り組んできたのはまさにその部分。これまでケガで使えなかった本田がようやく復帰したことも大きい。しかし、失点の仕方は脆すぎた。それでも、8連敗していたときと違うのは、4回生が精神的に成長したことだ。自分たちがやらないとということを再認識してやれるようになった。連敗から得たことは大きかった。今日はみんな一生懸命頑張った。