2006年05月08日

【06春季リーグ】第8節/関学大−びわこ 監督・選手コメント

第16回関西学生サッカー春季リーグ 第8節・関西学院大−びわこ成蹊スポーツ大の監督・選手コメントです。
−Voice 関西学院大学・阿部洋夫監督
 もうちょっと上手くやれば、もっと攻めることができた。ボールを外へ引き出すことができたが、中に入れた時に上手くおさまらなかった。ヒヤッとする場面はあったけれど、集中は切れなかった。後半になって(上村)晋平がどんどん右から行きだして、縦に行くヤツがいると相手も引きつけられるので、リズムが出てきた。ああいう展開だとスピードある選手は脅威になる。相手のバックラインが疲れていたから、金尾を入れることでスピードで割れるのではないかと思った。森下は攻撃のセンスがあるので、森下と北野が落として金尾のスピードを生かしたかった。
まだ苦しい状況にあるということは、みんなも分かっていること。これまでいいリズムをミスで苦しくしてきた。そういうところで同志社にやられる可能性もある。もっと集中してボールを失わないようしっかりとした試合をできるようにしたい。

金尾和泰−Voice 関西学院大学・金尾和泰(FW)
 決めてこいと言われて、ゲームに入った。チームのみんなが身体をはって守っていたし、絶対入れるしかないと気持ちは人一倍持っていた。前半、ペース的にあんまいい形じゃなかった。でも、後半自分たちのサッカーができていたので、そのまま貫き通せば点は入ると思っていて、その通りになった。チームが勝てて嬉しいです。昨日、あの角度のシュートを練習していて、緊張していたけど、いいところに転がってきたので、あのコースに打とうと決めていた。決められて気持ちよかった。最高です。次の試合も気を緩めたらいけない。FWが得点したことでチームが盛り上がってくれると思う。

−Voice びわこ成蹊スポーツ大学・松田 保監督
 これがサッカー。サッカーは点を決めてなんぼ。うちには得点を決める技術がない。落ち着き、インテリジェンス、スキルがない。チャンスを関学のほうがものにしたということ。前半、うちが圧倒していたので、そこで取れないのは厳しい。後半はペースダウンしてしまった。去年の秋には勝つには勝っていたが、ある程度ごまかしで勝ってくれたところもあった。1部に昇格できたのもラッキーなところがあった。まだまだベースとなる部分が低い。もっとしっかりベースを上げて、再び昇格した時にはもう降格しないようなチーム作りをしたい。

近藤岳登−Voice びわこ成蹊スポーツ大学・近藤岳登(FW・主将)
 あのビッグチャンスが全てだった。あれが大きく流れを変えた。勢いのまま、決めてやろうと思ったが、それじゃ決まらない。1試合で1つ決められればいいというレベルじゃない。全てのチャンスを、エースとして決めないと勝てない。関学は気持ちの面でも違った。シュートもおそれずにブロックに来て、終盤、びわこのセットプレーのチャンスが何度もあったところでもDFラインの集中が切れずに、こぼれ球を拾えなかった。
今は4年しかないが、これからびわこ大の歴史は続いていく。落ちたことがこの先のいい歴史に必要なことだったと思う。負けて下を向くのではなく、苦しい時こそ、見つめなおしてどうするか、これからのびわこ大を作るために、切れずにもう1ランク上げて、勝てるチームを作り上げていきたい。
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