2007年01月15日

【06インカレ】決勝/早稲田大−駒澤大 スタッフ・選手コメント

第55回全日本大学サッカー選手権大会 決勝・早稲田大−駒澤大のスタッフ・選手コメントです。
−Voice 駒澤大学・秋田浩一監督
 今大会はけが人が多く、グループリーグではGKが一人しか登録できないような状態だったが、どうにかのりきった。決勝トーナメントに入ってから前向きに戦えるようになり、今日こうした結果が出て嬉しい。
 うちのチームの身上は「ねばり」と「徹底」。あきらめずに最後まで戦う姿勢を重要視してきた。今年は3冠をめざしながらここまで1つもタイトルが取れず、特に関東リーグでは最終戦の直接対決で悔しい思いをしたが、そこからチームが変わってきた。攻撃もスピードが出たし、守備でも前線からプレスをかけられるようになってきた。
 決勝は、早稲田の攻めをどれだけ止められるかがポイントだった。特にFWの渡邉、松橋とトップ下の兵藤らをきっちりとケアするよう支持した。うまくいかない時間帯もあったが、後半に入って、スタミナや戦う気持ちでうちが上回ったと思う。点差ほどの実力差があるわけではなく、「ねばり」と「徹底」が勝因だ。MVPの巻については、大会途中まで調子が出ない試合もあったが、今日は守備も含めてよくやってくれた。大学4年の時点では強さや高さは兄(巻誠一郎・現千葉)の方があるけれど、弟の方がプレーが柔らかいし、高校までDFだった分、相手の逆をついたり裏を取る技術が高い。まだまだ伸びしろはあるので、卒業後もプロとしてしっかりやってほしい。

−Voice 駒澤大学・廣井友信(DF・主将)
 在学中の4年間ずっとインカレの決勝に出ることができたが、去年までは先輩たちに連れてきてもらったこと。自分たちが4年になった代で優勝できてとても嬉しい。が、同時に学生サッカーが終ってしまう寂しさも感じている。
 毎年大学3冠と天皇杯でJリーグのチームに勝つことを目標にしてきた。今年は大臣杯、天皇杯予選、関東リーグと、大事なところで勝てず、悔しい思いをしてきたので、4年生は特にこの大会にかける気持ちが強かった。僕自身、グループリーグではケガで出られない試合もあったが、チーム全員が一丸となってここまで勝ち上がることができた。今日試合に出た選手だけでなく、ここまで勝ち上がった選手、試合に出ていない部員、スタッフ全員がやるべきことをきちんとはたした結果がこの勝利だと思う。90分、駒澤らしく、あきらめずにボールを追う気持ちが3連覇につながった。

−Voice 駒澤大学・三栗寛士(大会ベストGK)
 ベストGKといっても、僕はグループリーグ直前のケガでこの試合しか出ていない。今日はここまで連れてきてくれた人たちへの感謝の気持ちでプレイした。この賞は、準決勝までがんばってくれた山内(達夫)と一緒にもらった賞だと思っている。

−Voice 駒澤大学・筑城和人(大会ベストDF)
 個人賞については、僕が代表というだけで、みんながもらった賞だと思う。自分たちが4年になった代で2冠を逃して悔しかったし、4年間色々なことを教わってきた人たちに恩返しがしたかった。何より、負けて終るのではなく勝って大学サッカーを終わりたかった。最高の形で4年間を締めくくれて、嬉しい気持でいっぱい。

−Voice 駒澤大学・巻 佑樹(大会ベストFW・MVP)
 MVPは自分だけの力で取ったわけじゃなく、チーム全員のもの。支えてくれた人たちに恩返しができてうれしい。最高の仲間とやってこれてよかった。今日の2得点はたまたまそこにいて決めただけ。ここまで5試合で1得点しか取れていなかったので、今日は絶対に決めてやろうと思っていた。
 兄がスタンドにいたのは知っていたので、目の前で目の前でやってやろうと思った。今までも比較されてきたけど、すべてにおいて兄に負けたくないという気持ちはあるし、自分は自分のサッカーをやるだけ。いまの自分ではプロでは通用しないので、一つ一つのプレーの質を高めていきたい。日本代表に入りたいという気持ちは常に持ち続けている。

−Voice 早稲田大学・大榎克己監督
 結果、点差もそうだが、自分たちのよさが全く出せずに終って残念だ。開始早々に先制されたことで、自陣でプレイする時間が長くなり、ロングボールを放り込む展開になってしまった。駒澤と同じようなサッカーをしたら、駒澤の高さと強さには勝てない。
 失敗もいくつかある。前半にわざと風下のコートを選んだが、風の影響もあってハーフウェイラインを越えられなかった。巻と菊地にマンツーマンでマークをつけたが、そこで振り切られてしまった。ハーフタイムで、セットプレイにオフサイドトラップをかけるよう指示したが、徹底できず、後半開始早々にオフサイド崩れで3点目をとられてしまった。特にあの3点目は痛かった。
 今日はとにかく相手のプレスが非常によかった。そういう中でどれだけ自分のプレイをしていくかが今後の課題だ。3連覇を果した駒澤は、スタッフも選手もみなが一つの方向を見て、やることが徹底している。ボールへの執着心は見習うべきものがあるし、ああいうリスクの少ないサッカーは勝つ可能性が高い。しかし、僕はそれに追随するのではなく、自分の理想のサッカーを追い求めていきたいと思っている。こんな結果では辞められないので(笑)来年も早稲田でタイトルを目指す。

 <コメント取材協力(敬称略)>
  後藤朝子


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