決勝は2−0まではすごくよかったが、その後油断して動きが止ってしまった。ハーフタイムで監督に指摘されたが、動きが足りないことは全員が自覚していて、後半開始前に円陣で「もっと動こう」と言い合った。気候的にも、準決勝までは試合開始が6時だったので前半はすごく暑く感じたが、後半は楽になった。
今回はチームとしてすごくよくまとまっていたと思う。いい雰囲気で大会を戦えた。誰か1人がどうというより、みんなでとったタイトルだと思っている。
全国での初タイトルは嬉しいけれど、駒澤も明治も早稲田も出ていない大会なので、逆に「勝たなきゃいけない」というプレッシャーがあった。決勝も、相手によっては2−1からどうなっていたかわからない。気をひきしめて、まずリーグ戦で勝てるチームを作っていきたい。
(写真は前列左から宇佐美潤、宮崎智彦、三門雄大、鎌田次郎、後列左から清水慶記、池田圭、赤井秀行)
今日は前半はダメダメで、まったく思うように動けなかった。チームも全体的に動きが少なく、プレスが後手にまわってしまった。自分が中盤をひっぱっていかなきゃならないのに、2−0で気が緩み、2−1になって焦ってしまい、慎重にかわそうとして、ミスを恐れて動きが鈍くなっていた。
後半はとにかくミスを恐れず積極的に動こうと思った。2ボランチの中盤で、前半は横並びになってしまったが、三門が引きすぎる時はうちにとって流れが悪いとき。三門を前に出すタテ並びのほうがチームが生きるので、2人で話し合って意識的にポジションを変えた。3点目のミドルシュートは前の選手が動き回ってうまくあいたスペースを狙ったもので、いい形だったと思う。
全国での初タイトルといっても、駒澤も明治も早稲田も出ていない、勝たなきゃいけない大会。(ユニバ代表でチームメイトの)早稲田の鈴木修人と駒澤の高崎から電話がかかってきて、「当然勝つよな?」とプレッシャーをかけられた(笑)。結果が出てよかったとほっとしている。
日本一になった実感はまるでないけど、記者さんに囲まれたりして注目してもらってるみたいだし(笑)とにかくうれしい。
今日の試合、2時開始は正直辛かったけど、個人的には思ったより動けた。前半のミドルの2得点は、こちらへ来てからの練習中に何度もやってきた形で、イメージ通り。その後失点から相手ペースになってしまったのは、暑さと連戦での疲れかもしれない。後半は声を出してコミュニケーションをとりながら身体を動かすこと、ボールを出した後にもう一度もらう動きを心がけた。身体は辛かったが、それをやれたから3点目も生まれた。
静産大は個人がうまいチームだと思う。1人1人が個々で渡りあうのは辛い。チーム全体の動きで戦えたことが勝ちにつながった。
今後、このタイトルで過信せず、自信を持って、チーム一丸となって3冠を狙っていきたい。自分を含めて5人がユニバ代表で不在になるけど、ポジティブに考え、ユニバで何ができて何ができないのかを見極め、いい経験をチームに持って帰りたい。
うちは選手が多くて、トップチームの入れ替わりも多く、なれない選手ともあわせていかなくてはならないので、コミュニケーションがすごく大事。去年までは難波(宏明・現横浜C)さんの存在が大きかったけど、今年はリーダーがいない。そのぶん1人1人が自覚して、みんながリーダーとして声を出していかなくちゃならないと思う。
(写真は左から、細貝竜太、沢口泉、平木良樹)
うちは2ボランチで、本来は武井さんが守備、僕が攻撃的に動くシステム。今日は静産大が前からあたってくるチームではないので、僕がボールを受ける位置が下がりすぎ、FWの下に入るタイミングが遅れてしまった。前半10分で2点とったのが早すぎたのかもしれない。いけるという安心感が、1点とられて焦りになってしまった。後半開始前に、武井さんと話して、2人の判断で、とにかく自分が前に入ってスペースを作ることを意識した。勝ててよかった。
大会で一番厳しかったのは、やはり準決勝の法政戦。何しろお互いに知り尽くしている相手なので、すごくやりにくかった。
去年関東リーグで優勝したけど、あの時は自分は出ていないので、自分にとっては今回が初タイトル。すごくうれしいし、自信になった。
(写真は左から千明聖典、三門雄大、沢口泉)
<コメント取材・写真協力(敬称略)>
後藤朝子
