−島岡健太監督(関西B/関西大学)
昨日、ああいう形だけれど関東Aに勝たしてもうて、今日やれへんかったら意味がない。関東と2試合やらしてもらえるのはいいことだし、どれだけできるかが、すごく大切。みんなが意識してやらないかん部分を、あいつらなりに考えてプレーしてくれたと思う。
僕自身もサッカーの勉強をしている中、デンソーチャレンジの目的も考えて、去年の経験からチームを作っていけた分、選手たちがどれだけ通用するか、トライできた大会だった。一人一人の選手が、それを捉えてこれからどれだけ次につなげてくれるかという期待が大きい。頑張ってくれたことを、それぞれがチームに帰って生かして欲しいと思います。

最初は関東Bにハイプレスをかけられて、落ち着かない状態で失点してしまった。昨日、いい試合だったから切り替えなといわれていたのに、全体にふわついていた。点を取られたことでようやく地に足が着いたし、追いついたことで、前半は支配できるようになった。後半は退場が出てしまい、それに対応するのに時間がかかってしまった。そういうところで、キャプテンとしてもっとどうやるべきかをみんなに伝えなければいけなかったと思う。5点めのノリ(藤澤)のゴールは、10人でもしっかりつないで崩せたが、時間が立つにつれロングボール主体になってしまってメリハリをつけられなかった。
これまでの選抜では余裕がなくて、自分のことでいっぱいいっぱいだったが、今年はキャプテンをやらせてもらって、チームワークや雰囲気も良くやれたし、やっていてとても楽しかった。結果も出せたし、最後の選抜でチームのためにというのを考えてやれたことが、自分としては成長できたと思っています。

今日は、立ち上がりの雰囲気的に関東Aとの時のような気迫がなく、曖昧に入ったことが失点になってしまった。取られてからは、チームとして点を取りに行くしかないので、自分たちのサッカーを見直して、気持ちを切り替えてやったことでアグレッシブに行けて、いいリズムでやれるようになった。それなのに自分がつまらないファウルをしてしまって、数的不利な状況となってしまい、見てて楽しいサッカーをやりとおせなかったことが残念です。
最初は自分の自信がなくて、落ち着いてプレーができなかった。他に上手い人はいるし、僕でいいのかとも思ったが、(島岡)健太さんや廣田さんと話をして、チームを統率する気持ちをかってくれているのがわかったし、サッカーは技術だけじゃない、人間性や考え方が大事というのを改めて感じた。人として、選手としていいプレイヤーになりたい。試合前の意識やサッカー以外の部分も含めて、戦う中で大事なことを関西Bの中で学んだ。大教に戻って、どうしたら強くなるかをしっかり考えて還元して、リーグに臨みたいと思う。

昨日、関東Aに勝ったので、今日も関東を倒そうと思っていた。僕はFWで、これまでに点を取っていない責任もあるので、チャンスがあったらどんどん狙っていこうと考えていた。正直、先制されたときは焦ったが、90分あるのでチームのテーマをこなしてやれば大丈夫と思ったし、いいクロスがあがってきたのですぐに取り返せた。ワントップで受けなあかんところはあるが、僕の下に3枚いて、その人たちがボールを持ってくれたので、ポストというよりもクロスにあわせたり、ニアでつぶれたり、間を抜けるプレーを意識していた。
選抜では自分の得意な部分はある程度通用するかと思っていたが、まだまだ足りないことがわかった。残り20分で交代になり、最後までやりきる体力の部分も課題と思った。選抜でできたことはチームに帰ってもやらないといけないし、課題の部分を意識して、毎日取り組んでいきたいです。